※この記事は、2023年10〜11月に中南米9か国を周遊した際の実体験をもとに、2026年8月時点の厚生労働省検疫所FORTH・医療機関の公式情報を確認して作成しています。
※必要なワクチンや予防薬は、渡航国だけでなく、訪れる地域・滞在期間・旅行スタイル・過去の予防接種歴・健康状態などによって異なります。この記事で紹介する内容は私個人のケースです。実際の接種については、最新の公式情報を確認し、医師へ相談してください。
- 中南米旅行のワクチン、私は5種類受けました💉
- 【一覧】私が中南米旅行前に受けたワクチン・費用・スケジュール
- 中南米旅行ではどんなワクチンを検討する?
- 黄熱ワクチンの「イエローカード」とは?
- ワクチンはどこで受けた?東京のトラベルクリニックを比較
- 8月25日|出発39日前に電話予約
- 9月8日|初診+1回目のワクチン
- 9月15日|2回目のワクチン
- 9月29日|3回目+マラリア・高山病対策を相談
- トラベルクリニックへ持っていったもの・準備したもの
- 中南米旅行のワクチン費用は総額92,103円
- 中南米旅行のワクチンはいつから準備する?
- 行く国が全部決まっていなくても相談できる?
- 実際に中南米9か国を旅してどうだった?
- 中南米旅行のワクチンに関するよくある質問
- これから中南米へ行くなら|私ならこの順番で準備する
- まとめ|中南米旅行のワクチンは早めに準備しておくと安心
- 参考にした公式情報
中南米旅行のワクチン、私は5種類受けました💉
2023年10〜11月、約2か月かけて中南米を周遊してきました。
最終的に訪れたのは、
- アルゼンチン
- チリ
- ボリビア
- ペルー
- コロンビア
- エクアドル
- メキシコ
- キューバ
- ブラジル
の9か国です。
ただ、旅行準備を始めた時点では、「中南米を周遊する」こと以外、具体的な訪問国はすべて決まっていませんでした。
そこで困ったのが、「中南米旅行って、どのワクチンを受ければいいの?」ということ。
黄熱、A型肝炎、狂犬病、腸チフス……。
調べるといろいろなワクチンが出てきて、「結局、私は何を受ければいいんだろう?」となりました。
そこでまず、厚生労働省検疫所FORTHなどで中南米渡航時に検討されるワクチンをざっくり調べ、そのうえで黄熱を含めてまとめて相談・接種できるトラベルクリニックを探すことに。
最終的に私が接種したのは、
黄熱・A型肝炎・狂犬病・DPT(三種混合)・腸チフスの5種類。
さらに旅程に合わせて、マラリア予防薬のマラロンと、高山病対策の薬も処方してもらいました。
この記事の結論
私の場合、中南米9か国周遊前に5種類のワクチンを3回に分けて接種し、薬代を含めた総額は92,103円でした。
予約したのは出発39日前、初回接種は出発25日前、最後の接種は出発4日前です。
ただし、必要なワクチンは渡航先や旅行期間、過去の接種歴などによって人それぞれ。
私は事前にある程度調べたうえで、最終的にはトラベルクリニックで医師と相談して決めました。
この記事では、私が実際に受けたワクチン、費用、予約から3回の受診までの流れ、黄熱のイエローカード、マラリア・高山病対策まで詳しく紹介します。
最新の一般的なワクチン情報については、厚生労働省検疫所FORTHの公式ページもあわせて確認してください。
【一覧】私が中南米旅行前に受けたワクチン・費用・スケジュール
まずは、実際のスケジュールをまとめます。
| 日付 | 出発まで | 接種・処方内容 | 支払額 |
|---|---|---|---|
| 2023/8/25 | 39日前 | トラベルクリニックを電話予約 | ― |
| 2023/9/8 | 25日前 | 黄熱・A型肝炎・狂犬病①など | 45,111円 |
| 2023/9/15 | 18日前 | 狂犬病②・DPT・腸チフス | 24,750円 |
| 2023/9/29 | 4日前 | 狂犬病③・マラリア/高山病対策の薬など | 22,242円 |
| 2023/10/3 | 出発日 | 中南米周遊スタート | ― |
| 合計 | 92,103円 |
※金額は2023年当時、私が実際に支払った金額です。現在の料金とは異なる場合があります。
約9万2,000円。
正直、決して安くはありません……!
ただ、約2か月にわたって複数の国・地域を移動する旅行だったため、医師と相談しながら必要なものを選びました。
ここで大切なのは、「南米へ行くなら全員この5種類を受ける」という意味ではないことです。
海外渡航時に検討する予防接種は、渡航先・期間・活動内容などによって変わります。
私は「必要そうなワクチン」を事前にざっくり調べましたが、最終的にはトラベルクリニックで旅程や過去の予防接種歴を伝え、医師から説明を受けながら決めました。
中南米旅行ではどんなワクチンを検討する?
中南米旅行について調べると、黄熱・A型肝炎・狂犬病・腸チフスなど、さまざまなワクチンが出てきます。
ただし、必要性は「どの国へ行くか」だけで決まるものではありません。
同じ国でも訪れる地域や活動内容によって感染リスクは異なるため、「○○へ行くから絶対にこれ」と自己判断するのではなく、具体的な旅程をもとに医師へ相談するのがおすすめです。
私が実際に接種した5種類について紹介します。
黄熱|南米周遊で特に気になったワクチン
中南米周遊を考え始めたとき、私が特に気になっていたのが黄熱でした。
黄熱は蚊によって媒介される感染症で、南米にも感染リスクのある地域があります。入国時や乗り継ぎ時に黄熱予防接種証明書を求める国もあります。
私は複数国を約2か月かけて周遊し、アマゾン周辺なども訪れる予定だったため、医師と相談して接種しました。
ただし、「中南米旅行=黄熱ワクチンが全員必須」ではありません。
感染予防の観点から接種が推奨されるケースと、入国条件として黄熱予防接種証明書が求められるケースは分けて考える必要があります。
さらに入国条件は、目的地だけでなく、直前に滞在した国や乗り継ぎによって変わる場合があります。
南米では2025年にもボリビア、ブラジル、コロンビア、エクアドル、ペルーから黄熱の確定症例がWHOへ報告されています。これから旅行する場合は、私が渡航した2023年当時の情報ではなく、必ず最新情報を確認してください。
A型肝炎|食事や水からの感染対策
A型肝炎は、ウイルスに汚染された食べ物や飲み物などから感染する病気です。
FORTHでは、中南米にも広く存在する感染症として紹介されています。
約2か月間中南米を周遊し、現地でさまざまなものを食べる予定だった私も、医師と相談して接種しました。
海外旅行では現地グルメも楽しみのひとつ。
だからこそ、自分の旅行期間や旅行スタイルも含めて医師に伝えたうえで相談すると安心です。
狂犬病|私は3回接種
狂犬病というと「犬に咬まれる病気」というイメージが強いですが、犬以外の哺乳類から感染する可能性もあります。
私は約2か月にわたって複数国を移動する予定だったため、医師と相談して渡航前に接種しました。
接種したのはVerorab(ベロラブ)。
私の接種日は、
- 9月8日
- 9月15日
- 9月29日
の3回でした。
なお、渡航前に狂犬病ワクチンを受けていても、旅行中に動物に咬まれたり引っかかれたりした場合に「何もしなくて大丈夫」という意味ではありません。
万が一そのようなことがあった場合は、速やかに医療機関へ相談してください。
DPT(三種混合)|過去の接種歴も確認
私は9月15日にDPT(三種混合)も接種しました。
DPTは、ジフテリア・百日咳・破傷風の混合ワクチンです。
私の場合も、これまでの予防接種歴を確認したうえで、医師と相談して追加しました。
ここで感じたのが、海外旅行のワクチンを考えるときは、今回何を受けるかだけでなく「過去に何を受けているか」も大切ということ。
母子手帳など、過去の予防接種歴が分かるものが残っている場合は、受診時に持っていくと相談しやすいです。
腸チフス|9月15日に接種
腸チフスも9月15日に接種しました。
接種したのはTyphim Viです。
食事や水を介した感染症対策についても、自分がどの地域へ行くのか、どんな旅行をするのかによって考え方が変わるため、医師と相談して決めました。
黄熱ワクチンの「イエローカード」とは?
黄熱ワクチンを接種すると、黄熱の国際予防接種証明書(通称:イエローカード)が交付されます。
私も2023年の接種時にもらい、中南米周遊中は持ち歩いていました。
現在、イエローカードは黄熱ワクチン接種10日後から生涯有効です。2016年7月11日以降、それまでの「10年間」から「生涯有効」へ変更されており、旧様式も有効とされています。
中南米9か国で実際に提示を求められた?
私の場合、
アルゼンチン、チリ、ボリビア、ペルー、コロンビア、エクアドル、メキシコ、キューバ、ブラジル
の9か国を約2か月かけて周遊しましたが、2023年の旅行中にイエローカードの提示を求められる場面はありませんでした。
ただ、黄熱の流行状況や入国条件は変わる可能性がありますし、経由地を含めた条件が設定される場合もあります。東京検疫所も、各国の個別条件について渡航先の大使館等へ確認するよう案内しています。
これから中南米を周遊する方は、「日本からその国へ入国するとき」だけでなく、直前に滞在する国や乗り継ぎ国まで含めて確認するのがおすすめです。
ワクチンはどこで受けた?東京のトラベルクリニックを比較
私が実際に利用したのは、当時の国立国際医療研究センター病院トラベルクリニックです。
現在の公式サイトはこちらです。
最初に候補にしたのは4か所
最初から一つの病院に決めていたわけではありません。
政府系サイトなどで必要そうなワクチンを調べたあと、「黄熱を含めて、必要なものをなるべくまとめて相談・接種できるところ」という条件で東京〜千葉周辺を探しました。
当時候補にしたのは、
- 成田赤十字病院
- 公益財団法人 日本検疫衛生協会 東京診療所
- 国立国際医療研究センター病院 トラベルクリニック
- 東京医科大学病院 渡航者医療センター
の4か所。
その中で、2023年当時に私が黄熱ワクチンなどの料金をざっくり比較した範囲では、国立国際医療研究センター病院が若干安そうだったため選びました。
あくまで「当時、私が候補にした施設の中で比較した結果」であり、「東京で一番安い」という意味ではありません。
現在のワクチン料金は2023年当時とは異なります。
実際、トラベルクリニックでは2026年5月1日接種分から料金が改定されています。
また、これから接種できる医療機関を探す場合は、FORTHのデータベースから地域やワクチン名などで検索できます。掲載情報から取り扱いが変わっている場合もあるため、受診前に医療機関へ確認してください。
8月25日|出発39日前に電話予約
中南米旅行の出発日は10月3日。
私がトラベルクリニックへ電話したのは8月25日でした。出発39日前です。
予約時には、
- 名前
- 生年月日
- 電話番号
などを伝えました。
また、事前準備としてパスポートの写真を送るよう案内された記録も残っています。
電話してみると予約枠は思った以上に埋まっていて、取れた初回予約は9月8日の8:30。
初診は出発25日前になりました。
「まだ1か月以上あるから大丈夫かな」と思っていましたが、そもそも希望日に予約できるとは限りません。
私が実際に準備して一番感じたのは、中南米旅行が決まったら、ワクチンについてはかなり早めに調べたほうがいいということです。
9月8日|初診+1回目のワクチン
初回の予約は8:30。
私は8:15ごろ病院へ到着しました。
最初に書類や持ち物を確認してもらい、予診票・問診票を記入。
その後、医師との問診が始まりました。
初診の問診は約30分
初診では、30分ほどかけてじっくり相談しました。
事前に自分でも「黄熱は必要そう」「A型肝炎や狂犬病も受けたほうがいいのかな?」くらいは調べていました。
ただ、最終的にどのワクチンを受けるかは自分だけでは決めず、医師と相談。
必要そうなワクチンについて一つずつ説明してもらい、種類が複数あるものについては、それぞれの特徴を聞きながら選んでいきました。
なので、「トラベルクリニックへ行く前に、自分で接種するワクチンを全部決めなきゃ」と思わなくても大丈夫でした。
自分用の接種スケジュールを組んでもらえたのがよかった
初診で特によかったのが、過去の予防接種歴や出発日などを確認したうえで、今回の旅行に合わせた接種スケジュールを組んでもらえたことです。
私の場合は、
9月8日
↓
9月15日
↓
9月29日
↓
10月3日出発
という流れになりました。
ワクチンによって接種回数や間隔が異なるので、自分だけで「この日にこれを受けて……」と考えるのはなかなか難しいもの。
出発日から逆算して、いつ何を受けるのかを医師と相談しながら決められたのは、とても助かりました。
個人的には、この点もトラベルクリニックを利用してよかったと思ったポイントです。
ワクチンより「旅程」が大事だった
受診してもう一つ感じたのが、ある程度具体的な旅程を持っていったほうがいいということ。
たとえば、
- どの国へ行く?
- 何日滞在する?
- 都市部だけ?
- アマゾンへ行く?
- 高地へ行く?
- どの国からどの国へ移動する?
といった内容です。
特にマラリア予防薬などは、訪れる地域や滞在日数によって相談内容も変わります。
私自身、この時点ではまだ旅程が完全には固まっていなかったため、後日の受診で旅程を追加共有して薬を処方してもらうことになりました。
注射は約5分、接種後は院内で待機
問診が終わったらワクチン接種。
注射自体は5分ほどで、あっという間でした。
私の場合、チクッとしたあとに少し腕が重く、「ズーン」とするような感じ。
全然耐えられる程度ですが、ちょっと痛かったです🥲
接種後は30分ほど院内で待機。
その間に会計や薬の受け取りを進め、10:10ごろにはすべて終了しました。
スタッフや事務の方、看護師さんも物腰が柔らかく、初めてのトラベルクリニックでしたが安心して受診できました。
9月15日|2回目のワクチン
1週間後の9月15日、2回目の受診。
この日は初診ほど長い問診はなく、体調確認などをして診察は5分程度。
注射も5分くらいで終了しました。
8:40ごろ病院に着いて、9:15には会計まで終わっていたのでかなりスムーズでした。
DPT(三種混合)が個人的には一番痛かった
私が一番覚えているのがDPT。
薬が入るときに「痛い……😿」となりました。
接種後に腫れたり、かゆくなったりする場合があるため、「冷やしてください」と説明を受けました。
私の場合は少し違和感が残りましたが、4日くらいで気にならなくなりました。
そのほかのワクチンについては、少なくとも記憶に残っているような大きな副反応はありませんでした。
もちろん副反応には個人差があるため、症状が気になる場合は医療機関へ相談してください。
9月29日|3回目+マラリア・高山病対策を相談
3回目は9月29日。出発4日前です。
このころには旅程がかなり具体的になっていたため、ワクチンだけでなくマラリアと高山病対策についても相談しました。
この日は約20分問診。
ちなみに、私の場合は3回とも担当の先生が違いました。
旅程を見せながら、
- マラリアのリスクがある地域
- アマゾン周辺の滞在
- 標高の高い場所への移動
などについて相談。
口の中を見てもらったり、聴診器で診察してもらったりと、この日はそれまでよりしっかり診てもらった印象です。
マラリア予防薬「マラロン」を15日分処方
アマゾン地域へ行く予定があったため、マラリア対策について相談。
最終的にマラロン配合錠を15日分処方してもらいました。
旅行中、実際に服用しました。
どのタイミングだったかまでは記録が残っていないのですが、私の場合は服用中に気になる副作用はありませんでした。
マラリアの感染リスクも「ペルーだから」「ブラジルだから」と国単位で一律に考えるのではなく、実際に訪れる地域に応じて確認することが重要です。
高山病対策の薬も処方してもらった
南米では標高の高い場所へ行く予定もあったため、高山病についても相談しました。
私は旅程を伝えたうえで、ダイアモックスについて説明を受け、処方してもらいました。
この経験から、マラリア予防薬や高山病対策の薬まで相談したいなら、できるだけ都市・地域・日程まで決めてから受診するのがおすすめです。
「○月○日はこの都市」「この日にアマゾンへ行く」「この日に高地へ移動する」と分かっていると、かなり相談しやすくなります。
トラベルクリニックへ持っていったもの・準備したもの
私が予約時に案内されたものの中で、特に重要だったのがパスポートと予防接種歴が分かるものです。
これから受診するなら、私は次のようなものを準備します。
- パスポート
- 母子手帳・過去の予防接種記録
- 現在服用している薬が分かるもの
- 旅行の日程表
- 訪問予定の国・都市・地域
- アマゾンや山岳地帯などへ行く予定
- 乗り継ぎ国
なかでも旅程表はかなり重要だと感じました。
すべてのホテルまで決まっている必要はありませんが、国・都市・滞在日数・アマゾンや高地へ行くかくらいまで分かっていると相談しやすいです。
また、私が利用したトラベルクリニックには現在も受診時の持ち物などを案内するQ&Aがあります。これから利用する方は、予約前・受診前に最新情報を確認してください。
中南米旅行のワクチン費用は総額92,103円
私が2023年に実際に支払った金額はこちらです。
| 受診日 | 支払額 |
|---|---|
| 9月8日 | 45,111円 |
| 9月15日 | 24,750円 |
| 9月29日 | 22,242円 |
| 合計 | 92,103円 |
ワクチンと薬を合わせて約9万2,000円でした。
ただし、この金額はあくまで私の場合。
ワクチンの種類や接種回数、使用するワクチン、処方薬などによって金額は変わります。
さらに料金自体も改定されます。
実際、私が利用したトラベルクリニックでは2026年5月1日接種分から予防接種料金が改定されています。
これから受診する方は、2023年に私が実際に支払った一例としてぜひ参考にしてください。
中南米旅行のワクチンはいつから準備する?
結論からいうと、
旅行が決まったら、できるだけ早く確認するのがおすすめです。
私の場合は、
8月25日|電話予約
↓
9月8日|1回目
↓
9月15日|2回目
↓
9月29日|3回目
↓
10月3日|出発
というスケジュールでした。
電話予約は出発39日前でしたが、その時点ですでに予約がかなり埋まっていました。
さらに、ワクチンによっては複数回の接種が必要になる場合があります。
黄熱のイエローカードも接種当日から有効になるわけではなく、接種10日後から有効です。
私の場合は9月8日に黄熱ワクチンを接種して、10月3日に出発。
25日間空いていたので、黄熱予防接種証明書の有効開始時期については余裕がありました。
ただし、必要なワクチンや接種回数は人によって異なりますし、希望日に予約できるとも限りません。
航空券やホテルを探し始めるくらいのタイミングで、一度ワクチンについても確認しておくと安心です。
行く国が全部決まっていなくても相談できる?
私の場合、最初にトラベルクリニックへ行った時点では、最終的に訪問した9か国すべてが完全に決まっていたわけではありませんでした。
それでも、まず必要になりそうなワクチンについて相談することはできました。
なので、「旅程が100%完成するまで病院へ行けない」と考える必要はありません。
むしろ私の場合は、初診で過去の予防接種歴などを確認してもらいながら、出発日から逆算した接種スケジュールを作ってもらえたことがかなり助かりました。
一方、マラリア予防薬や高山病対策まで相談するなら、ある程度具体的な旅程があったほうがいいです。
実際、私は9月29日の受診時に旅程を追加共有して薬を処方してもらいました。
実際に中南米9か国を旅してどうだった?
結果的に、私は約2か月かけて中南米9か国を周遊しました。
旅行中、大きなワクチントラブルはなく、マラロンについても私の場合は気になる副作用はありませんでした。
イエローカードも2023年の旅行中には提示を求められませんでした。
それでも、出発前にトラベルクリニックへ行ってよかったと思っています。
中南米周遊では、
- 黄熱などの感染症
- 蚊対策
- 狂犬病
- 食べ物や水から感染する病気
- マラリア
- 高山病
など、普段の国内旅行ではあまり考えない健康リスクが一気に出てきます。
ネットだけで「私はこれを打てば大丈夫」と判断するのは難しかったので、
自分でざっくり調べる
↓
トラベルクリニックで相談する
↓
出発日に合わせて接種スケジュールを組んでもらう
↓
旅程が固まったら必要な薬も相談する
という流れにしたのはよかったです。
中南米旅行のワクチンに関するよくある質問
中南米旅行では黄熱ワクチンは必須?
すべての中南米旅行者に一律で必須というわけではありません。
感染リスクのある地域への渡航で接種が推奨される場合と、入国条件として黄熱予防接種証明書が要求される場合があります。
さらに、直前に滞在した国や乗り継ぎによって条件が変わる場合もあります。
私が旅行した2023年当時と現在で状況が変わっている可能性もあるため、必ず最新情報を確認してください。
黄熱ワクチンは何日前までに受ければいい?
黄熱の国際予防接種証明書(イエローカード)は、黄熱ワクチン接種10日後から有効です。
ただし、ほかのワクチンを複数回受ける場合もあるため、「出発10日前に行けば大丈夫」という意味ではありません。
旅行が決まったら早めに相談するのがおすすめです。
イエローカードの有効期限は?
現在は接種10日後から生涯有効です。
私も2023年にもらったものを大切に保管しています。
南米旅行のワクチンはいくらかかる?
私の場合は、2023年に3回受診してワクチン・薬代を合わせて92,103円でした。
ただし、必要なワクチン・接種回数・処方薬などは人によって異なります。
料金も改定されるため、受診する医療機関の最新料金を確認してください。
1か月前からワクチンを受けても間に合う?
私は出発39日前に予約し、25日前に初回接種、4日前に最後の接種を受けました。
結果的には予定していた準備を終えられましたが、予約時点ですでに枠がかなり埋まっていました。
私が間に合ったからといって「1か月前なら大丈夫」とは言い切れません。
できるだけ早めに相談するのがおすすめです。
中南米旅行のワクチンはどこで受けられる?
トラベルクリニックや旅行外来、渡航外来などで相談できます。
FORTHでは予防接種実施機関のデータベースも案内されています。黄熱については接種機関が限られるため、希望するワクチンを扱っているか事前に確認してください。
どのワクチンを受ければいい?
これは人によって異なります。
渡航する国だけでなく、
- どの地域へ行くか
- 何日間旅行するか
- どんな活動をするか
- 健康状態
- 過去の予防接種歴
などによって検討する内容が変わります。
私は事前に必要そうなものをざっくり調べたうえで、最終的には医師と相談して決めました。
これから中南米へ行くなら|私ならこの順番で準備する
今回の経験を踏まえると、私なら次の順番で準備します。
① おおまかな渡航国・地域を決める
↓
② FORTHで感染症・ワクチン情報を確認
↓
③ 母子手帳などで自分の予防接種歴を確認
↓
④ 黄熱を含めて相談できるトラベルクリニックを探す
↓
⑤ できるだけ早く予約する
↓
⑥ 国・都市・滞在日数をまとめた旅程を作る
↓
⑦ 医師と相談して必要なワクチン・接種スケジュールを決める
↓
⑧ マラリア・高山病など旅程に応じた対策も相談
↓
⑨ イエローカードなど必要な証明書を旅行へ持参
最初から医学的な知識を完璧に身につける必要はありません。
私自身も、「黄熱は必要そう」「A型肝炎や狂犬病も聞いたことがある」というところからスタートしました。
大切なのは、ネット上の情報だけで自己判断して終わらせず、自分の旅程や予防接種歴を専門家に見てもらうことだと思います。
まとめ|中南米旅行のワクチンは早めに準備しておくと安心
2023年10〜11月、私は約2か月かけて中南米9か国を周遊しました。
その準備として受けたのは、
- 黄熱
- A型肝炎
- 狂犬病
- DPT(三種混合)
- 腸チフス
の5種類。
さらに、旅程に合わせてマラリア予防薬のマラロンや高山病対策の薬も処方してもらいました。
費用は3回の受診で、ワクチン・薬を合わせて合計92,103円。
予約したのは出発39日前、初回接種は25日前、最後の接種は出発4日前でした。
結果的には間に合いましたが、予約の電話をした時点ですでに枠がかなり埋まっていたので、今振り返ってももっと早めに動いてもよかったと思います。
そして、実際に受診してよかったのが、「自分で全部決めてから行く必要はなかった」こと。
私は必要そうなワクチンをざっくり調べてから受診しましたが、初診では医師が過去の予防接種歴や旅行予定を確認しながら説明してくれ、出発日から逆算して接種スケジュールも組んでもらえました。
一方で、「中南米へ行くなら、このワクチンを受ければOK」という答えは一人ひとり違います。
同じ国でも訪れる地域によってリスクは異なりますし、旅行期間や活動内容、これまでの予防接種歴によって必要な対策も変わります。
私の場合は、自分でざっくり調べる → トラベルクリニックへ行く → 医師と相談して決めるという流れにしました。
これから中南米旅行を計画している方は、航空券やホテルと一緒にワクチンについても早めに確認してみてください。
準備をしっかり整えて、安心して中南米の旅を楽しめますように✈️🌎✨
参考にした公式情報
- 厚生労働省検疫所FORTH「海外渡航のためのワクチン」
- 厚生労働省検疫所FORTH「黄熱に注意しましょう!」
- FORTH「予防接種実施機関の探し方」
- 国立国際医療センター トラベルクリニック
- トラベルクリニック「予防接種価格」
- トラベルクリニック「よくある質問 Q&A」
※感染症の流行状況、黄熱予防接種証明書の入国条件、ワクチンの取り扱い・料金等は変更されることがあります。渡航前には必ず最新の公式情報を確認してください。

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