熊野古道の旅、2日目!
この日は 歩く距離も、感じる自然も、ぐっと濃くなる一日 でした。
1日目は移動が中心だったけれど、2日目は 「熊野古道らしさ」をしっかり体で感じる日。
大門坂の原生林を歩いて、山の中にあらわれる朱色の神社にちょっと感動して、
最後は那智の滝の迫力に圧倒されます。
車なし&公共交通で巡るのは正直車移動よりはラクじゃないけど、
その分、ちゃんと歩いたからこそ残る景色と気持ちがありました♡
この記事では、大門坂〜熊野那智大社〜那智の滝までの流れを、実際に歩いた感想とあわせてまとめています。
これから行く人の参考になればうれしいです!!
新宮〜本宮大社〜大斎原〜川湯温泉を巡った 1日目の投稿はこちら↓
熊野古道2日目のスタート|朝のバス移動と那智駅

2日目は、川湯温泉から早朝6:55頃発のバスに乗って出発!

素泊まりだったので、朝ごはんは前日に(喫茶こぶちで)買っておいたパンを軽く食べました。

この日はとにかく バス移動が長め。
でもその分ずっとおしゃべりしていられるし、
窓の外の山や川を眺めている時間も意外と楽しい✨
途中7:45頃、乗り換えのため大橋通りのバス停で下車。
この時やっと寄れたコンビニにちょっと感動(笑)
熊野エリアを公共交通機関で周る場合は本当にコンビニが少ないので、
見つけたら寄っておくのがおすすめです…!

8:06頃にまたバスに乗って、8:30頃那智駅で下車。
那智駅は観光地の入口っぽい雰囲気で、どこか竜宮城みたいな見た目。
世界遺産情報センターもあったけど開館前で入れず><


駅のホームをのぞいてみたら、だーれもいなかった!

駅からほんのちょっと歩くとすぐ海が広がっていて、「熊野って山だけじゃないんだ!」とびっくりしました。


海水浴場になっているみたい。

水が澄んでいて感動しました!



9:15頃に那智駅発のバス(結構満員でつめつめ…)に乗って、
10分程度で熊野古道のバス停に到着!
大門坂を歩く|原生林に包まれる熊野古道
9:35頃大門坂のバス停に到着。
バス停の隣にあった大門坂駐車場には、
“なでしこジャパン記念モニュメント”がありました!
熊野の守り神で、日本サッカー協会のエンブレムにも描かれている“ヤタガラス”も!

なでしこジャパンの2011年FIFA女子ワールドカップ優勝とロンドンオリンピック銀メダルを記念して、監督・選手の足型・手型が刻まれたそうです!

駐車場からすぐの大門坂の入り口には石像があって、
ここから上り坂をどんどん上っていきます!

苔むした石畳、左右に並ぶ太くて高い杉の木。
夫婦杉をはじめ、どの木もとにかく大きくて、
自分が生まれるずっと前からここに立っていたんだな と思うと、自然と感動。
杉はまっすぐ生えるから好きです☺



ずっと登り坂&階段なので楽ではないけど、
涼しい空気を吸いながら歩くのが本当に気持ちいい。
写真を撮ったり、那智観光センターに寄ったり、休憩しながら進めば、
「大変」より「楽しい」が勝つ道でした♪



色んな所にトレッキング用の木の杖の置き場があって、基本自由に使っていいみたい◎
友達の希望で杖を手に入れたけど、大門坂を登り切ったらもう邪魔になっちゃった(笑)


スポット詳細情報:大門坂

正式名称:大門坂(Daimonzaka)
住 所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山
営業時間:24時間(自由散策)
入 場 料 :無料
アクセス:JR那智駅からバス約20分「大門坂」下車
ポイント:熊野古道を象徴する石畳と原生林/苔・杉並木・静けさの組み合わせが圧巻/登り坂が続くのでスニーカー必須
和か屋でひと休み|お滝もちで体力回復

大門坂を登りきったところにある 和か屋 でひと休み。(10:30頃)
名物の お滝もち とみかんジュースのセットをいただきました。

すでにここまでで結構歩いているので、
甘いものが体にじんわり染みる…!
一時間ほど休憩して、再出発!
スポット詳細情報:和か屋

正式名称:和か屋 本店(Wakaya)
住 所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山456
営業時間:8:00〜16:30
アクセス:大門坂を登りきってすぐ
ポイント:名物「お滝もち」が美味しい/和歌山名物みかんジュースとのセットがおすすめ/トレッキング途中の貴重な休憩所
熊野那智大社|青・赤・緑のコントラストに感動
急な階段を登って、ついに 熊野那智大社 へ。
正直、「ここからこんなに登るの…?」と思うくらい階段は急で、とにかく登る登る(笑)
和か屋から10分くらいで那智大社の入り口に到着!
まだ入り口なのに、すでに達成感たっぷり…!!
そして、境内に入った瞬間、
青空・朱色の社殿・山の緑 のコントラストが最高で、疲れを吹き飛ばしてくれるくらい美しい。
「やっと着いた!」という達成感と、
「こんな山の中にこんな立派な神社があるんだ…」という感動。
人は本宮大社よりも多めだったけど、空気は澄んでいて落ち着いて参拝できました。
樟霊社眙内くぐりもしました♪



この護摩木にお願い事を書いて、それを持って胎内潜りをしました!
出口に護摩木掛けがあるので、そこに納めます。
みんなの願いが叶いますように…!

スポット詳細情報:熊野那智大社
正式名称:熊野那智大社(Kumano Nachi Taisha)
住 所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
営業時間:境内自由(社務所 8:00〜16:30)
入 場 料 :無料
アクセス:那智駅からバス「那智山」下車、徒歩約15分
ポイント:熊野三山のひとつ/朱色の社殿と自然のコントラストが美しい/胎内くぐり体験ができる
那智山青岸渡寺|神社と寺が並ぶ日本らしい風景
熊野那智大社のすぐ隣にある 那智山青岸渡寺。
神社のすぐ横にお寺がある風景は、
日本独自の「神仏習合」を感じられる場所です。

長い時間をかけて大切にされてきた場所なんだな、と
自然と背筋が伸びるような気持ちになりました。

スポット詳細情報(那智山青岸渡寺)

正式名称:那智山青岸渡寺(Seiganto-ji)
住 所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8
営業時間:5:00〜16:30
入 場 料 :無料
アクセス:熊野那智大社から徒歩すぐ
ポイント:神社と寺が並ぶ珍しい構成(日本ならではの神仏習合を体感!)/三重塔と那智の滝を一緒に望める撮影スポットあり
茶房 珍重庵|旅で一番印象に残った、めはり寿司
お昼は 茶房 珍重庵 那智山店 へ。
お昼時だったけど、意外とすぐ入れてラッキー。

注文したもうでそば+めはり寿司 のセットが、本当に美味しかった…!

特にめはり寿司は、
高菜の混ぜご飯を高菜で包んでいて、だしの味もしっかり。
「そばとご飯で多いかな?」と思ったけど、
気づいたらぺろっと完食。

今回の旅で一番おいしかったごはん です。
スポット詳細情報(茶房 珍重庵)

正式名称:茶房 珍重庵 那智山店(Chinjuhan Nachisan)
住 所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山2
営業時間:9:00〜16:00
アクセス:熊野那智大社・青岸渡寺すぐ
ポイント:もうでそばとのセットがおすすめ/土日の昼頃に訪れたけど、サクッと入れた!
三重塔から那智の滝へ|ジブリみたいな道を下っていく
那智山青岸渡寺の三重塔あたりから、那智の滝へ向かう道も本当に良かった…!
大門坂とはまた違って、
緑が濃くて、しっとりした空気の“ジブリ感”が強め。
ただ歩いてるだけなのに楽しくて、
「この道ずっと歩いてたいな〜」って思うくらい。
自然に囲まれた下り道なので、
登りよりは楽だけど、足元はちょっと注意です◎
那智の滝|写真以上の迫力に圧倒される
食後は下り道を進んで 飛瀧神社&那智の滝 へ。(14:45頃)
近づくにつれて、水の音がどんどん大きくなっていきます。
実際に目の前で見る滝は、
写真よりずっと迫力があって、
「昔の人がこの滝を大切にしてきた理由がわかるな…」と感じました。
広いエリアじゃない分、人がとても多く感じましたが
それでも 絶対に来てよかった と思える場所です。
スポット詳細情報(那智の滝)
正式名称:那智の滝(Nachi-no-Taki)
住 所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山
営業時間:境内自由
入 場 料 :無料(御瀧拝所は別途拝観料あり)
アクセス:那智山バス停から徒歩約20分
ポイント:落差133m、日本三名瀑のひとつ/神聖な雰囲気で古くからの信仰を感じる/日曜午後はバスがかなり混むので注意
バスは本当に要注意!日曜午後は特に混む
15:10頃、念のため10分前にはバス停に並ぶ作戦。
那智の滝前のバス停は、日曜午後ということもあってかなり混雑していました。
一本前に乗れなかった人たちがすでに並んでいて、
「これ、乗れなかったら詰むやつでは…?」と内心ヒヤヒヤ
(30分に1本くらいのペースなので、逃すと本当に危ない)
結果、どうにか乗れてセーフ!!
これ逃してたら新幹線間に合わなかったので、
那智の滝からのバスは本当に本当に要注意です。
遅くとも10分前には並ぶのがおすすめです。
那智勝浦で旅の締め|足湯と海に癒される
15:40頃に那智勝浦駅に着いたあとは港の方へ少し散歩。
西日に照らされた海がきれいで、ほっと一息。
山のイメージが強かった熊野で最後にこの海を見ることができて充実度さらに増し増し。
勝浦漁港にぎわい市場でお土産を買って(16時までだったのでギリギリセーフ!)、
市場の前にあった 無料の足湯 へ。
歩き疲れた足が一気に生き返って、最高の締めでした。
人も少なくて、地元の人すらほぼいない(笑)
隣で外国人が足湯に入ってて、
「いいでしょ、日本」ってちょっと誇らしい気持ちに。(笑)
勝浦漁港 にぎわい市場
正式名称:勝浦漁港 にぎわい市場(Katsuura Gyoko Nigiwai Ichiba
住 所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地7丁目12
営業時間:8:00〜16:00
アクセス:JR那智勝浦駅から徒歩約5分
ポイント:お土産購入に便利な港の市場/16時閉店なので到着時間注意/港と海が近く、旅の終盤にぴったり
みかんとまぐろで締め|最後まで和歌山満喫!
16:15、紀州みかんのソムリエ 中西商店 でお土産のみかんを購入。
訳ありみかんが 1袋200円 で、皮にちょっと傷があるだけ。
みかんがいちばん好きな果物なので、
本場・和歌山で買えたのが嬉しすぎる…!
帰りの新幹線で食べたら、
甘すぎてびっくりするレベルで美味しかった
16:25には、駅前の お食事処 二代目 で早めの夜ごはん。

時間がなかったので、すぐ出てくるの本当に助かった…!
まぐろ丼とめはり寿司を注文して、
めはり寿司は新幹線用&お土産用にも。
目の前で作ってくれるのを見るのも楽しくて、
「こうやって作るんだ〜!」ってちょっと感動。

この辺りは 生まぐろが有名 らしく、
しっかり美味しかったです◎
16:45にはお店を出て、無事帰路へ!
紀州みかんのソムリエ 中西商店
正式名称:紀州みかんのソムリエ 中西商店
住 所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地4丁目
営業時間:9:00〜18:00
アクセス:JR那智勝浦駅から徒歩約5分
ポイント:訳ありみかんが激安&超甘い/和歌山らしいお土産を買うならここ/新幹線で食べる用にもおすすめ
お食事処 二代目
正式名称:お食事処 二代目(Oshokujidokoro Nidaime)
住 所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地4丁目
営業時間:11:00〜19:00(※ネタ切れ・早仕舞いあり)
アクセス:JR那智勝浦駅から徒歩約1分
ポイント:電車の時間が迫っている時でも利用しやすい駅近立地/名物は 生まぐろ と めはり寿司/めはり寿司を目の前で作ってくれるのが楽しい/テイクアウト対応で、新幹線用・お土産用にも便利

2日間を振り返って|車なしでも、熊野古道はちゃんと楽しめた!

帰りは
南紀 → 名古屋 → 新幹線で東京、という長時間移動。
でも、長時間移動がわりと好きなのと、
ずっとおしゃべりしてたので、
「もう帰るのか〜」って思うくらいあっという間でした。

バスも電車も多めで、正直ラクな旅ではなかったけど、
それも含めて楽しかった と思えるのが不思議。
今回の熊野古道は、1泊2日・公共交通機関のみ の旅。
正直、行く前は
「移動大変そうだし、時間足りるかな?」
という不安もありました。

でも実際に行ってみると、
新宮・本宮・那智という 定番スポットは、車がなくてもしっかり回れる し、
むしろバスや電車での移動時間が、
友だちとゆっくり話せる“余白の時間”になってくれました。
1日目は、
熊野本宮大社や大斎原の静けさ、
川湯温泉の開放感ある露天風呂に癒されて、
「熊野って、こんなに落ち着く場所なんだ」と感じた日。
2日目は、
大門坂を実際に歩いて、
熊野那智大社の色彩に感動して、
那智の滝の迫力に圧倒されて、
熊野古道が“道そのものが世界遺産”である理由を、体で実感できた日でした。
トレッキングは本格的すぎず、
自然を感じながら歩けるちょうどいい距離感。
人も多すぎず、写真も撮りやすくて、
「観光地」というより “ちゃんと旅してる感” が強かったのも印象的です。
世界遺産に行きたいけど、
ガチ登山はちょっと不安…
車は運転できない(したくない)…
そんな人にこそ、熊野古道は本当におすすめ。
次に来るなら、
今回断念した発心門王子〜本宮大社のルートにも挑戦したいし、
もう少し明るい時間帯に那智山エリアを歩いてみたい。
「また来たい」と素直に思える場所 ができたこと自体、
この旅がよかった証拠だなと思っています。



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