【マドリード観光①】朝チュロスから豪華絢爛なスペイン王宮まで|年末年始スペイン旅DAY4(前編)

スペイン

トレド観光を終えて迎えた12月30日、旅は再びマドリードへ。
この日は「マドリード観光といえば!」の王道スポットをたっぷり堪能する日になりました。
朝は老舗カフェでチュロスから始まり、マヨール広場で名物イカリングサンドをテイクアウト。お腹を満たしたら、この日のメインであるスペイン王宮へ向かいます。

実際に訪れて感じたのは「ガイドブックで見る以上の迫力」と「細部にまで込められた美のこだわり」。
待ち時間が長くても、半日かけても、絶対に行く価値があると思える場所でした。

今回はそんなマドリード前半編:グルメとスペイン王宮を中心に、写真映えポイントや体験談を交えてお届けします!✨

スペイン旅行DAY1~3のトレド観光のようすはこちら!↓

San Ginésのチュロス|マドリードの朝を彩る定番スイーツ

マドリードで「朝ごはんと言えば?」と聞かれて必ず出てくるのが、老舗カフェSan Ginés(サン・ヒネス)のチュロス。

観光客にも地元の人にも愛されている人気店で、朝から長い列ができることも。私もこの日は早起きして行ってきました!

近くに同じ店舗がいくつかあったので、朝でもお客さんはたくさんいたけど全然並びませんでした!

揚げたてのチュロスは、サクッと軽い食感で甘さ控えめ。そこにとろ〜り濃厚なホットチョコレートをたっぷりつけて食べるのがスペイン流です。

このホットチョコ、見た目はココアっぽいけど、実際はかなり濃厚で「飲む」というより「食べる」に近い感じ。甘党さんなら最後に飲み干すのが王道ですが、正直そこまで甘党じゃない私は途中でギブアップ…(笑)

それでも「マドリードの朝はチュロスから始める」って体験は、やっぱり特別!

たしか一番上のを頼みました

お店の外観はグリーンの看板がレトロで可愛く、店内もグリーン×ホワイトで統一されたフォトジェニック空間。SNSでもよく見かける理由がわかります♡
マドリードに来たら、一度は立ち寄って欲しい王道スポット。

San Ginés(サン・ヒネス)
住  所:Pasadizo de San Ginés, 5, 28013 Madrid, Spain
営業時間:24時間営業(無休)
アクセス:地下鉄「Sol」駅から徒歩3分
名  物:チュロス&ホットチョコレート
ポイント:創業1894年の老舗カフェ。朝ごはんだけでなく、夜中のシメにも人気。濃厚なホットチョコは甘党必見!


マヨール広場でおすすめイカリングサンド|シンプルだけどクセになる!

San Ginésで甘い朝ごはんを楽しんだ後は、しょっぱいものが食べたくなってマヨール広場(Plaza Mayor)へ。

ここはマドリード観光の中心地で、歴史あるアーケードに囲まれた大きな広場。ストリートミュージシャンの演奏や大道芸を眺めながらのんびり過ごすのも楽しいスポットです。

ホリデーシーズンに行ったのでクリスマスマーケットのように、クリスマス関連アイテムがを売る仮設屋台がたくさん並んでいました〜!

マヨール広場付近でのおすすめグルメが、Bar La Campanaのボカディージョ・デ・カラマレス(イカリングサンド)

バゲットに揚げたてのイカリングをサンドしただけのシンプルな一品ですが、外はカリッと中はふわっと柔らかいイカの食感と、ちょっとしょっぱい塩加減がクセになる美味しさ!

テイクアウトしてマドリードの街を歩きながら食べれば、まるで地元民になった気分。Mahou(マオウ)ビールと合わせて味わえば、最高のランチセットに!

イカリングサンドは見た目もインパクト大で、バゲットからはみ出すボリューム感は写真にもぴったり。

Bar La Campana(バル・ラ・カンパーナ)
住  所:
Calle de Botoneras, 6, 28012 Madrid, Spain(マヨール広場すぐ近く)
営業時間:9:00〜0:00(無休)
アクセス:地下鉄「Sol」駅から徒歩3分
名  物:ボカディージョ・デ・カラマレス(イカリングサンド)
ポイント:観光客にも地元民にも大人気。テイクアウトもできるので、広場で食べ歩きが定番スタイル。シンプルでボリュームたっぷり!


スペイン王宮|豪華すぎる装飾に時間を忘れる

マドリード観光で「どこに行くべき?」と聞かれたら、間違いなくおすすめするのがスペイン王宮(Palacio Real de Madrid)

ヨーロッパ最大級の王宮で、なんと部屋の数は500以上。現在は王室が実際に暮らしているわけではなく、式典や観光用に公開されているスポットです。

私が訪れた日(12月30日)は、11時前に着いたのにすでに年末の観光客で大行列….(;_;)
入れたのはナント13時過ぎでした。チケットはオンライン予約推奨
年末年始の混雑は想像以上でしたが、それでも待つ価値アリ。

やっと中に入れてご機嫌なわたし(の影)

中に入った瞬間、その豪華さに圧倒されます。

王宮に入ってすぐの空間。クリスマスの飾りが余計にワクワクさせる…!
入り口から豪華絢爛!素敵すぎて最初から写真撮りまくり

広大な敷地に500以上の部屋があり、そのうち公開されているのはほんの一部なのに、一部屋一部屋がまったく違う雰囲気で本当に見応え十分。
見どころは「王座の間」「鏡の間」「武具の展示室」など。

大理石の階段、金箔装飾の壁、天井いっぱいに広がるフレスコ画、
赤と金を基調とした荘厳な部屋、青や緑を使った華やかな空間、クリスタルのシャンデリアが光を反射する煌びやかなホール…。
歩いているだけで時間を忘れてしまいます。

一部屋ごとにテーマや色使いが全く違っていて、赤×金で重厚な部屋、ブルーで爽やかな部屋、緑で落ち着いた部屋と、歩くたびに新しい驚きがありました。

特に印象的だったのは、細部までこだわり抜かれたシャンデリア。部屋ごとにデザインが違っていて、まるで宝石のように輝いていて、どれも芸術作品のような美しさ!

本当に美しくて、写真を撮る手を止められず、ほとんどすべてのシャンデリアを撮った気がします(笑)

真下から撮ったシャンデリア
大きさ伝わりますかね?
わたしの一番お気に入りのマリーゴールドみたいなシャンデリア

シャンデリアやいろんな装飾が、たくさんある鏡によってより魅力的に見えた気がします…!

さらに、日本語のオーディオガイド借りることができるので、部屋ごとの歴史や意匠の意味を知ることができて、より深く楽しめました。

王冠!
食器たちもかわいすぎる〜!

気づけば16時近くまで滞在していて、出るのが名残惜しいほど。(ナント3時間も見て回ってました!)まさに「時間を忘れる体験」!
王宮の外観もとても素敵で、白い建物に青空がとてもよく映えますよね✨

中庭スペース

スペイン王宮はマドリード観光で絶対外せないスポットなので、最低でも半日分の時間を確保して訪れるのがおすすめです。

スペイン王宮(Palacio Real de Madrid)
住  所:Calle de Bailén, s/n, 28071 Madrid, Spain
営業時間:10:00〜18:00(冬季:10月〜3月)
     10:00〜20:00(夏季:4月〜9月)
休館日 :1月1日、1月6日、5月1日、12月25日 ほか公式行事の日
入場料 :一般 12€(2024年時点)
チケット:公式サイト or 現地窓口。混雑シーズンはオンライン事前予約がおすすめ!
所要時間:2〜3時間(じっくり見るなら半日)
見どころ:王座の間・鏡の間・武具展示室・豪華な階段・庭園
アクセス:地下鉄「Ópera」駅から徒歩5分


まとめ|王宮を楽しむなら1日プランで!

この日の午前〜午後は、San Ginésのチュロスで始まり、マヨール広場のイカリングサンドで腹ごしらえをしてからスペイン王宮へ。
食も観光も「これぞマドリード!」という定番をしっかり押さえた充実の前半戦でした。

王宮はとにかく広くて見応えがあるので、じっくり見たい人は半日〜1日プランを組むのがベスト
次回【マドリード観光 後半編】では、大聖堂、美術館巡り、夜ごはんの様子をお届けします✨

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